まもなく60周年、アルピーヌが歴史を感じさせるショーカーを発表

ブランド誕生60周年を目前に控えたフランスのアルピーヌが、英国で開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、ショーカー「アルピーヌ・セレブレーション」をお披露目することを発表しました。

Showcar Alpine Celebration

このコンセプトカーは、アルピーヌの歴史において一際かがやくアルピーヌA110をモチーフとしたデザインが特徴で、ボディカラーはもちろんアルピーヌのプロトタイプでは伝統となっているディープブルーとされています。

中でも、A110の外観を印象づけるボディにインストールされたダブルランプは、コンセプトカーでも受け継がれています(写真は1976年モデル)。

1976-Renault Alpine A110 Berlinette

ル・マンなどの耐久レースで活躍したM65(1965年モデル)などレーシングカー由来の伝統も感じさせる「アルピーヌ・セレブレーション」は、同ブランドの精力的な活動を予感させるショーカーとして注目です。

1965 - Alpine M65

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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