インプレッサ・スポーツ・ハイブリッドは専用の足まわりセッティングで軽快感を狙う

今回の取材は、正式デビュー前でナンバーがまだ付いていないため、駐車場内を動かすだけで試乗できませんでしたが、インプレッサ・スポーツのハイブリッド仕様には専用の足まわりセッティングが施されているそうです。

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フリクションを抑えて初期応答性を高めたダンパーの採用、フロントサスペンションはクロスメンバーの取付剛性を向上、リヤサスペンションはバンプトーインの最適化などがそのメニュー。

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また、タイヤサイズも変更。ガソリン仕様の205/50R17から215/50R17と幅広で大径サイズに変わっています。

ハイブリッド化により欠かせない静粛性の向上も変更項目のひとつです。ガラス板厚のアップ、カウルパネルやルーフトリム裏、ピラートリム裏などへの吸音材追加を含めた各部への遮音材、吸音材の設置や強化を実施。

また、ハイブリッド専用となる液体封入エンジンマウントの採用により、振動、騒音の低減が図られています。

インプレッサは昨年11月のビッグマイナーチェンジ以降、販売台数を順調に伸ばしているそうで、ハイブリッドの追加でさらに拡販となるのは間違いないでしょう。

■インプレッサ・スポーツ・ハイブリッドが実用燃費を向上させてデビュー
https://clicccar.com/2015/06/17/312376

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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