マツダが新型CX-3で目指したクロスオーバー・コンパクトSUVとは!?

マツダは、2011年から車種のポジショニングやデザイン、性能・機能、更には発売・改良時期までトータルで横串を通す「一括企画」を展開。「車種毎の部分最適」と、「ブランドとしての全体最適」の両立を目指してきました。

先日実施されたCX-5のビックチェンジも、新型CX-3に合わせて商品力をアップデートするという「一括企画」の一環でした。

もちろん、新型CX-3も「一括企画」から送り出されました。世界コンパクトカー市場の新たなトレンドは「クロスオーバー&ダウンサイジング」。そこでマツダは、定番的なファミリー向けのデミオとは別に、都会的で上質なクロスオーバー車種の開発を決定しました。こうして新型CX-3は、デミオと並行して、世界トレンドを先取りしたコンパクトSUVとして開発が進められたのです。

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