独身貴族におすすめ5車種【ライフスタイル別クルマ選び】

 「独身の特権は?」と聞かれたら、多くの人は“自由”を挙げるのではないでしょうか?

 たしかに、お金はもちろん時間も自分の好きなようにコントロールでき、誰にも文句は言われません。もちろんクルマ選びも例に漏れず、実用性や後席の快適性は二の次で、スポーツカーや高級車など趣味の1台を気兼ねなく選べます。

そんな自由を謳歌する独身貴族の暮らしを彩る5台を選んでみました!!

レクサス・RC

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日本初のプレミアムブランドとして躍進を続けるレクサス。

2014年10月にブランドリーダーとして発売したのが、2ドアクーペ「RC」。内外装の仕立ての良さはもちろん、ボディの剛性アップと振動の抑制に効く「レーザースクリューウェルディング」など新たな工法を採用し、走りについても徹底した作り込みがなされています。

また、このクラスでは唯一となるハイブリッドもラインナップ、静粛性とスムーズさがポイントの走りは特筆ものです。 

日産・フェアレディZ

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ミニバンや軽自動車そしてエコカーが全盛のなか、数少ない国産2シータークーペとして長年愛されている「フェアレディZ」。

エンジンはイマドキのモデルとしては珍しく、約3700ccにも及ぶ大排気量かつ自然吸気のV型6気筒を搭載。7速ATはもちろん、6速MTが組み合わされます。

なかでもユニークなのがMT車に備わる「シンクロレブコントロール」と呼ぶ変速制御システム。シフトダウン時に自動でエンジン回転数を合わせてくれるので、MTに慣れていない方でもプロドライバー級のスムーズな変速を堪能できます。

BMW・Z4

BMW Z4

”駆け抜ける歓び”を掲げ、その卓越した走行性能と独特なルックスから高い人気を誇るBMWが、2002年から販売している2人乗りのオープンカーが「Z4」です。ちなみに現行モデルは2009年から販売されている2代目。

長めのボンネットが目を引くスポーティ感あふれるボディには、効率に優れる直列4気筒ターボのほか、滑らかなフィーリングで多くのファンを魅了した直列6気筒エンジンも用意。往年のBMWの味を楽しめる希少な1台です。 

メルセデスベンツ・Eクラスクーペ

Mercedes-Benz E 500 Coupé mit AMG Sportpaket, (C 207), 2012

高級ミドルサイズセダンの名車として名高い「Eクラス(セダン)」の質感はそのままに、リヤドアを廃し、ルーフからリヤにかけて緩やかな傾斜を描くことでスポーティ感と特別感が強調された「Eクラスクーペ」。

なお、特別なのはルックスだけではありません。Bピラーがないおかげで、サイドウィンドウを全開にすれば、オープンカーに匹敵するほどの爽快感と大パノラマを満喫できるのです。

ちなみに、今月に一部改良を実施。オプション装備のレザーシートをはじめ装備が充実するなど、商品力にさらなる磨きがかけられました。

レンジローバー・イヴォーク

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イギリスのSUVづくりの老舗である「ランドローバー」のプレミアムブランド「レンジローバー」が2012年に発売したのが「イヴォーク」です。

SUVならではの力強さ溢れる武骨な体格に、都会的なスタイリッシュさを織り交ぜたスタイルで、デビューするや瞬く間に注目を集めました。その斬新なデザインはいまも色褪せていません。

ランドローバーが誇る悪路走行制御システム「テレインレスポンス」を搭載するなど、見た目とは裏腹に、高いオフロード性能も魅力的。

売れ筋は5ドアですが、より流麗な雰囲気が際立つ3ドアモデルも用意。後席の乗降性や居住性を考慮する必要のない独身貴族だからこそアリかもしれません。

(今 総一郎)