2014年度日本で一番売れたのはトヨタ・アクア、22万8375台を販売

自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)から、2015年3月の新車乗用車販売台数ランキング(登録車・外国ブランド除く)が発表され、2014年度の年間ランキングが判明しました。

トップに立ったのは、6月から一位の座を守り切ったトヨタ・アクア。登録車としては唯一、20万台を超える販売台数となるなど圧倒的な支持を集めています。

ちなみに軽自動車(届出車)を含めても2014年度累計で20万台を超えているのはダイハツ・タントの214,865台があるのみ。

登録車・届出車を合わせてもアクアは、2014年の日本市場でもっとも売れた新車なのです。

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●2014年度(2014年4月~2015年3月) 登録車乗用車セールスランキング(海外ブランド除く)

1位 トヨタ アクア 228,375台
2位 ホンダ フィット 166,433台
3位 トヨタ プリウス 154,610台
4位 トヨタ ヴォクシー 110,600台
5位 日産 ノート 101,286台
6位 トヨタ カローラ 100,868台
7位 ホンダ ヴェゼル 100,479台
8位 トヨタ ヴィッツ 85,253台
9位 トヨタ ノア 69,201台
10位 日産 セレナ 67,149台

ハイブリッドシステムへのリコールなどもあり失速したホンダ・フィットは年間ランキングではプリウスを上回り、トップ3はハイブリッド(を含む)車種が独占しています。

なお、カテゴリー別の人気モデルとしては普通車(3ナンバー)のトップがプリウス、ミニバンがヴォクシー、SUVがヴェゼルとなりました。

2013年度のカテゴリー別では、ミニバンが日産セレナ、SUVも日産エクストレイルでしたから、意外に人気モデルが入れ替わった2014年度だったといえそうです。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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