スバル・レヴォーグが後から欧州仕様を作った3つのエピソード

2015年3月に開催された第85回ジュネーブモーターショーにおいて、日本国内専用モデルとして生まれたスバルのスポーツツアラー「レヴォーグ」が欧州デビュー。トレンドといえるダウンサイジングターボを搭載したモデルが現地で販売されると伝えられています。

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もともと日本専用モデルとアピールしてきたレヴォーグが、デビューから一年と経たずに欧州デビューするということに「本当は最初からグローバル展開を考えていたのでは?」という疑問の声もあるようですが、 開発プロジェクトリーダーにうかがったところ、「本当に開発段階では日本専用でした。だからこそ、このカタチにできたのです」といいます。

では、日本専用に開発したというポイントは、どこでわかるのでしょうか。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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