EV、PHV用「ワイヤレス給電」で各社の開発が本格化!

近頃、スマートフォンなどの家電で実用化が進んでいる「ワイヤレス給電」。

電気が飛ばせることで煩わしい配線が無くなり、見た目にもスッキリすることから、今後はさらに色々な物がワイヤレス化に向かいそうになって来ました。

TOYOTA_Wireless_Charging

そもそもこの「電気を飛ばす」技術は1880年にニコラ・テスラが発見した電磁誘導(磁束が変動する環境下に存在する導体に電圧が生じる現象)の原理がベースになっています。

テスラは同原理により遠距離への送電が可能になることから、現在では当たり前となった「交流電流」を生み出し、1900年代に入ると電磁波を利用して電気を飛ばす「ワイヤレス送電システム」を発明。

そしてその技術がようやく近年になって認知され、研究が急速に進むようになったというワケです。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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