昨年11月末にマイナーチェンジした「スバル XV」の走りは?

昨年11月に一部改良を受けた「SUBARU XV」に試乗する機会がありましたのでご報告したいと思います。

その前にまずは今回の主な変更点をおさらいします。

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アイサイトがバージョン3になり、パワーユニットの各部フリクション低減などにより2.0LエンジンのJC08モード燃費が15.8km/Lから16.2km/Lに向上しています。

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走りでは、新たに「SI-DRIVE」を採用しつつ、変速特性も最適化することで燃費とスムーズな走りを目指したとしています。

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さらに、ショックアブソーバーの減衰力やスプリングのバネ定数の最適化など、サスペンションのリファインやステアリングギヤ比を「15.5:1」から「14.0:1」に変更。

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そのほかにもボディ各部に吸音材を追加したり、ウインドウ周辺の構造変更などにより静粛性を高めたりするなど、上質な乗り味を追求しています。

インテリアの質感向上もニュースで、金属調の加飾をアクセントとして織り込み、ピアノブラック調パネルやシルバーステッチとの組み合わせを採用。

また、メーターパネルにブルーパネルや金属調リングを装備し、中央に3.5インチカラーディスプレイを配置して運転に必要な情報を分かりやすく表示するなどのインターフェイスの改良も見逃せません。

メーカーオプションのナビもSDナビゲーションになり、タッチ操作やスマホ連携によるアプリに対応しています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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