トヨタが新興国向け戦略車「IMV」シリーズを全面刷新か?

トヨタ自動車が今春、新興国向けの戦略車「IMV」シリーズを11年ぶりに全面刷新するそうです。

日経新聞によると、同社は約1,000億円投じてプラットフォームを一新、燃費や排ガス性能を高めるなど、日本車の市場シェアが高い新興国に進出するGMやVW等の欧米勢に対する優位性を確保する模様。

TOYOTA_Thai

「IMV」は「イノベーティブ・インターナショナル・マルチパーパス・ビークル」の略で、2004年8月にタイでの発売を皮切りに同社が展開して来たビッグプロジェクト。 

ピックアップ、SUV、ミニバンの3バリエーションが存在しており、ピックアップが「ハイラックス(タイではビーゴ)」、SUVが「フォーチュナー」、ミニバンが「イノーバ」として現地で生産・販売されています。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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