【リアル車将棋】とっても気になるトヨタの名車が将棋のコマになったら!?

ニコニコ動画「電王戦」とトヨタのコラボレーションの壮大な将棋戦、「リアル車将棋」がいよいよ始まります。

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羽生善治名人の駒となるトヨタの名車はすでに発表されていますが、実際に駒となるクルマはどんな感じになるのでしょう。

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https://clicccar.com/2015/01/28/290671/

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歩兵となるヴィッツ。歩兵の場合は盤面の横一列に並ぶために9台が必要。その中にはバラエティに富んだ様々なグレードやカラーが入り混じります。「あー、あったあった」と思わず声にしてしまうようなクラシック外装のヴィッツ・クラヴィアも登場。

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香車はMR-S。カラーは2台ともレッドとなっています。そしてハードトップ仕様。

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桂馬はbB。こちらも2台ともブラウン。馬の毛並みになぞらえたのでしょうか。

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銀将はアルテッツア。こちらも2台ともシルバー。

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金将は初代プリウス。今のトヨタの地位を築いたともいえる世界初の市販ハイブリッドですから、金将にふさわしいでしょう。写真のカラーともう一台はグリーン系となります。

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そして角行のランドクルーザー40系。このイカツイ姿は盤面の上でも結構目立ちます。

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飛車となるのがAE86型カローラ・レビン。軽やかにビュンビュン攻めて欲しいですね。

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そして王将となるのは1962年発売のトヨペットクラウン。でもこのクラウンだけ他のクルマと違うのは明らか。いったいどんなクルマなのでしょう。

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昨年の7月6日、ツインリンクもてぎで開催された「もてぎエンジョイ耐久レース」に出場し、第一回日本グランプリを再現した一台として大いに話題となったクラウンなのです。つまりはレーシングカー。それこそホンキの歴史的名車です。そして第一回日本グランプリで同型のクラウンでクラス優勝し、またこのクラウンで「もてぎエンジョイ耐久レース」に出場した多賀弘明さんが、この名車を駒として動かす早稲田大学自動車部チームの監督として参加します。

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https://clicccar.com/2015/02/06/291312/

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ところで、駒となるクルマの各部の仕様ですが、ボディーに駒の役割とゼッケンが入ります。駒は、歩兵では9つ、王将、角行、飛車の3種類以外は2つずつあるので、どのクルマを動かすのかを判別しやすくするためにゼッケンが入るのです。そしてルーフには駒を背負います。

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 ボンネットには駒の動かし方が描かれます。ただし例外は名車チームのクラウン。これはレース車としての雰囲気が重要ですから駒の動かし方は描かない方がしっくりきますよね。

そんな興味深い世紀の対決「リアル車将棋」は2月8日10時からにニコニコ生放送で完全生中継中。会場の西武ドームでは一般観戦席は用意されないので、今ぜひとも完全生中継をご覧下さい。

電王戦×TOYOTA リアル車将棋  http://live.nicovideo.jp/watch/lv199844325

 

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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