エコなだけでは受賞できないエコカー部門【東京オートサロン2015】

東京国際カスタムカーコンテストで発表された各部門のクルマなかで方向性を見極めるのが一番難しいのはエコカー部門なのではないでしょうか。

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最優秀賞を受賞した尾林ファクトリーのSUPER LIAFは4枚ガルウィングドアという突き抜けた造形にド派手なオーディオを組み合わせた弩級のカスタム。

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オーディオの見せ方もメカニカルな雰囲気のレトロフューチャーな仕様。大昔のSF映画に出てきそうな「未来の電気自動車」っぽい。リーフでなくては活かせない世界観でやりたい方向性がしっかりと見えていて、エコに縛られない。エコにとらわれていてはエコカー部門で最優秀賞を獲ることは難しいのでしょう。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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