えっ、木工? モーガンの製作風景が素敵【動画】

木でできていたのか……。

すみません。わたくし、エンスーではないので、モーガンというクルマの存在は知っていましたが、その詳細は存じ上げていませんでした。まさか、ボディが木でできているとは。いや、でも知らないひとも多いですよね?

Making_of_Morgan01

自動車って、量産車は高度に自動化された工場で作られているので、想像しにくいかもしれませんが、シャシーとボディは、だいたい手作りできちゃうんですよね。

簡単な方法では、スチールパイプを溶接で組み合わせてスペースフレームを作るわけです。で、そこにボディをかぶせる。レーシングカーなんかはこういう手法で作られているケースがけっこうあります。

Making_of_Morgan02

フレーム構造にすれば、モノコック構造とちがってボディには力がかからないので、なにで作ってもいい。FRPでも、ベニヤ板でも、紙でもいいわけです。

このモーガンも、シャシー(フレーム)は金属でできていますね。でも、その上にかぶせるボディはけっこう木材を使っています。素敵だなぁ。私は以前木製フレームの折り畳み式カヌーを持っていましたが、それを思い出しました。

Making_of_Morgan03

それにしても、こういう映像を見ると、自動車の根源を再認識させられますね。現代のハイテクの塊もまた自動車ならば、こういうシャシーとボディとドライブトレーンだけでできているようなプリミティブなものもまた自動車なわけです。こういう自動車もいいなぁ。さぁ、動画は次のページでどうぞ。

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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