トヨタ自動車が先頃発表したダイハツ、日野を含むグループの1-11月の世界販売台数累計は930.4万台(前年同期比+2.3%)と過去最高を記録。
内訳は消費増税で販売が伸び悩む国内販売が214.1万台(+0.6%)、米国や中国など好調な海外販売が716.3万台(+2.8%)となっています。
新聞報道によると1,000万台超えを目指して同社を猛追するVWは中国などで販売を伸ばしたものの、同期間に於ける世界販売は約908万台(前年同期比+4.6%)の状況。
トヨタは12月度も販売台数が80万台を超える見込みで、年末時点で最終的に1,015万台前後に落ち着くとみられることから、世界史上初となる暦年(1-12月)ベースでの1,000万台超えがほぼ確実となっています。
同社は2015年の世界販売についても主力の米国を軸に今年の実績を10~20万台程度上回りたい考えのようで、1,030~1,040万台程度を計画している模様。
達成すれば2年連続で1,000万台超えを目指すことになりそうです。
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