ドイツ自慢の幹線道路「アウトバーン」が有料化される?

ドイツ政府がアウトバーン(Autobahn)を利用する「乗用車」の通行を有料化すると発表したことで、欧州で大きな波紋を呼んでいるそうです。

NHKによると、12月17日にドイツ政府が首都ベルリンで開いた閣議で2016年から通行料金を徴収する事を決定したとのこと。

Autobahn(出展 ドイツAutobahn)

アウトバーンはこれまでドイツ国民への燃料課税や自動車保有課税で建設・維持してきたものの、近隣各国からの交通量増加により、道路周辺の環境対策や補修等で莫大な費用が嵩むようになり、1995年1月より特に利用頻度が高い12トン以上の大型トラックについては既に有料化されています。

料金徴収は車載機と道路に設置したETC受信機による路車間通信方式が採用されており、国外登録のトラックについては車載機の設置義務が無いため、通行券をサービスエリアに備えられた発券機で購入するシステム。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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