なぜ今、トヨタがラリーに力を入れるのか?【86誕生3年目の魅力 その2】

11月2日日曜日。
愛知・新城市では、新城総合公園をヘッドクオーターとした自動車ラリー『新城ラリー』が開催されました。(開催期間は11月1日~2日の2日間)

hh_A

このラリーでは、競技使用にカスタマイズされた様々な市販車によって争われる全日本ラリー選手権と、トヨタ86とVitzのワンメイクラリー仕様のマシンが参加可能なTRDラリーチャレンジの最終戦が開催されました。

また、トヨタ自動車のお膝元ということで、場内ではラリー競技以外にも様々なイベントが開催され、ラリーに詳しくない来場者でも充分楽しめる工夫がされていました。
その一部を写真でご案内しましょう。

 

①ラリー車両や競技の場面がが目の前で見られる(しかも無料)
 hh_B

新城総合公園内の競技ステージでは、まさに観客の目の前で競技車両がアタックを展開。また、スタート&ゴールゲート前では大観衆に見守られての表彰式も実施されました。この日の優勝は三菱ランサー・エボリューションXで参戦の奴田原/佐藤組が優勝し、年間チャンピオンとして有終の美を飾りました。TRDラリーチャレンジにはトヨタ自動車の豊田章男社長がモリゾウ選手として出場。会場内のスペシャルステージ(タイム計測区間)では激走を披露してくれたのでした。

 

②世界の歴代ラリーマシンが大集合
hh_C hh_D

hh_E hh_F

公園内の小高い丘に設定された『ラリー・ガーデン』では、トヨタGAZOO Racingが世界のラリーシーンで活躍した往年の名マシンを展示。博物館の中ではなく、芝生の上に佇むラリーカーは、今にも咆哮を上げながら走り出しそうな雰囲気。ラリーカーを食い入るように見つめるマニアからちびっ子まで、その迫力と美しさを堪能している様子でした。