現在のフィアット500のラインナップは、1.2L直列4気筒SOHCエンジンに2ペダルでATモード付5速シーケンシャルの「500 1.2 Pop」をエントリーグレードとして(199万8000円)、875ccのツインエア(直列2気筒ターボ)を積む「500C TwinAir Lounge(271万800円)」まで6モデル(グレード)をラインナップしています。
6モデルのうち、3ペダルのMTは「500S」のみで、エンジンは0.9Lの「ツインエア」との組み合わせになっています。
その「500S」が9月30日に仕様変更を受け、フィアットブランドとして初めて、「TFTメータークラスター」を採用しました。
メータークラスターにTFT液晶パネルが収まり、スピードメーター、回転計など基本情報はもちろん、燃料計や水温計、燃費計、さらにエコ運転を5段階で評価する「エコインジケーター」を表示。
エコノミーモード時は、アクセルコントロールに応じた加減速のエコレベルを示す 「アクセルコントロールインジケーター」も表示されます。
インテリアは、スポーティなブラック基調で、シートにブルー/ブラック、レッド/ブラックのラインが施された2タイプを標準もしくはオプションで用意。
また、ボディカラーには、これまでのボサノバホワイト、パソドブレレッド、グルーヴメタルグレー、フットルースブルーの4色展開のうち、最後のブルーが「500S」専用色の「ブルーイタリー」に入れ替わっています。
車両価格は、最新のTFT液晶メータークラスターの採用でも改良前と変わらず225万7200円です。
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(塚田勝弘)