日産デイズに安全装備追加と価格据え置きの特別仕様車

日産のオリジナリティ度の高い軽自動車「デイズ」に特別仕様車の登場です。

スポーティグレードのハイウェイスターXをベースに、「Vセレクション+Safety(プラスセーフティ)」と命名されたこの特別仕様車は、名前の通り安全性能を向上させているのが特徴です。

しかも価格はベースモデルから据え置きというから、安全意識の高さも感じさせるといえましょう。

さて、肝心の標準装備されたセーフティなプラスアイテムとは?

B21W-141001-02

日産デイズが、軽自動車として初採用したことでデビュー当時に話題を集めた先進利便アイテム『アラウンドビューモニター』が標準装備されているのです。

この『アラウンドビューモニター』は、車体四隅に配したカメラの情報を合成・加工することで真上から車体を見下ろした映像を作り出し、ルームミラーに映し出すことで、駐車時に周囲監視をサポート、停車位置へ車両を導きやすくするというもの。

もともとバックビューモニターが標準装備されるハイウェイスターXでは、アラウンドビューモニターはメーカーオプションとして設定されていませんので、上級グレード並の先進機能を手にれた特別仕様車というわけです。

なお、アラウンドビューモニターがメーカーオプションとして設定されているグレードの場合、その価格は32,400円。このアイテムが価格据え置きで装備されるのですから、軽自動車としてはかなりお買い得といえそうです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる