ルノーのミニバン「エスパス」5代目はクロスオーバー風味【パリモーターショー2014】

2014年10月2日に開幕したパリモーターショー。地元、ルノーの主役は、これで5代目となる元祖フレンチ・ミニバンの「エスパス」です。

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『エスパス・クロスオーバー』とも呼ばれる新型エスパスは、ミニバンのスペース性に優れたボディと大径タイヤを組み合わせることで、SUVライクな活動感をアピールするモデルへと生まれ変わりました。

それでいて全高は従来モデルより63mmほど下げたことで、オンロードでの走りも期待させるスタイルとなっています。

エンジンは1.6リッターのディーゼルとガソリンで、それぞれターボ過給されています。

シャシーのトピックスは『4Control』と呼ばれる四輪操舵テクノロジー。高速域での安定性と、パーキングスピードでの取り回しの両面を狙ったシステムになっているということです。

そのほか、安全面では追従型のアダプティブ・クルーズコントロールや衝突被害軽減ブレーキ、レーン・ディパーチャー・ウォーニングなども装備すると発表されています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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