2014年8月新車ラインキング、いちばん売れたトヨタ・アクア!軽よりハイブリッドが売れた

軽自動車か、ハイブリッドカーでなければ売れない。久しく国内の自動車市場は、そのように表現されています。また、『軽高登低』といって軽自動車の売り上げが伸び、登録車の売り上げ比率が下がっていることも傾向として挙げられています。

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しかしながら、2014年7月の新車販売(軽自動車と登録車を集計したもの)ではトップ10内の比率は、軽自動車4台に対して、登録車6台。ハイブリッドカーをはじめとした登録車へのニーズが増えつつあります。

さて、2014年8月の新車販売ですが、全体としての話をすれば、乗用・商用を合わせた軽自動車全体の販売台数は126,865台と前年同月比で84.9%と大幅に減少。

また登録車においても、小型乗用車(5ナンバー)は86,659台で前年同月比90.1%と大きく落ち込んでいます。一方、普通乗用車(3ナンバー)全体の販売台数は91,090台で前年同月比98.2%となり、消費税増税などの影響を、庶民層ほど受けている状況といえそうです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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