スバル「WRX S4」画像ギャラリー ─「ぶつからない」を標準装備。大人のスポーツセダン

北米で絶大なブランド力を誇るという「WRX」 。そのニューモデルが日本でも登場しました。

WRXといえばハイパフォーマンスな「STI」のイメージが強いモデルですが、日本専用モデルとして用意された「WRX S4」は、スポーツやセーフティ・パフォーマンスを高次元でバランスさせたプレミアムAWDセダンといった位置づけです。

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名前の「S4」は、“Sports performance”、“Safety performance”、“Smart driving”、“Sophisticated feel”という4つの「S」に由来するというのも、プレミアムサルーンを具現化したことの自信のあらわれといえそうです。

パワートレインは、最新世代の直噴ターボ「FA20 DIT」と、パドルシフト&マニュアルモードを装備する「リニアトロニック(CVT)」を組み合わせ、センターデフに遊星歯車を使ったVTD-AWDで四輪を駆動します。

残念ながらMTはラインナップされませんが、2ペダルを前提としたプリクラッシュブレーキである「アイサイトver.3」を全車に標準装備。安全性能はもちろん、高速走行における車線維持機能や全速度域追従クルーズコントロールといったドライビングアシストも充実した最新バージョンのシステムです。

グレード構成は、標準車となる「2.0GT EyeSight」と、ビルシュタイン製ダンパーなどで走りを磨いた「2.0GT-S EyeSight」のふたつ。メーカー希望小売価格は、 3,348,000円~3,564,000円。エコカー減税対象で、取得税60%軽減、重量税50%軽減となります。

ボディカラーは、アイスシルバー・メタリック、ダークグレー・メタリック、クリスタルブラック・シリカ、ライトニングレッド、WRブルー・パール、そしてクリスタルホワイト・パール(32,400円高)の全6色となっています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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