スバル・インプレッサ 販売台数クラスNo.1のヒミツとは?

レヴォーグやインプレッサ、XVハイブリッドなど、国内外で販売が好調のスバル。走りにこだわるコアなユーザーに加え、ぶつからないクルマ?でおなじみのアイサイトの装備で、一般的なユーザーにも支持されています。

なかでも、2013年度販売台数クラスNo.1(※)を獲得したインプレッサは話題のレヴォーグをはじめとした新世代スバルの基盤となるクルマ。今回はインプレッサオーナーのホンネに迫り、クラスNo.1の人気のヒミツを探ってみました。

029-2

 

今回取材にご協力いただいた松本さんの愛車は、インプレッサ SPORT 1.6i。ディープシーブルー・パールのインプレッサはなんとMT(マニュアルミッション)。 

2013年度販売台数クラスNo.1(※)を誇るインプレッサ SPORTは、ファミリーユーザーから若い女性まで様々な層のユーザーが購入しています。今回は4人家族の松本さんが、インプレッサ SPORTを購入する際の決め手やお気に入りポイントなどを聞いてみました。

 039

「シャープなフロントマスクとマッチョな感じのフロントフェンダーが一目で気に入りました!」と語る松本さん。やはり走りのイメージが強いインプレッサならではのスポーティなエクステリアが購入の決め手になったとのこと。

087-2

エクステリアでは斜め後ろからの見た目もお気に入りとのこと。インプレッサ SPORTのスタイリッシュなデザインが一番実感できる部分といえそうです。

 172-2

もちろん購入の際には家族のことも考え室内空間の広さやラゲッジスペースも重要な項目。

以前はコンパクトカーに乗っていた松本さん。2人のお子さんと奥様の4人でお出かけするには、インプレッサのサイズが「ちょうどいい」そうだ。一人でドライブを楽しむ時は後席を倒してラゲッジで車中泊をすることもあるそうです。

家族でのドライブから車中泊までこなせるインプレッサの室内スペースの広さには驚きです。

075

実際にインプレッサを所有してからは、長距離でも疲れにくいシートのサイズと弾力に感心した様子。小さいお子さんの食べこぼしやアウトドアレジャーでも汚れを気にせず乗り込むことができるよう、純正オプションでオールウェザーシートカバーを装着している。クルマをいつまでも大切に乗る松本さんらしいアイテム。

133

スポーツカーを所有しサーキットを走っていた経験もある松本さんは「マニュアル車の設定があるのもありがたいですね」と語った。ラリーのDVDなどで以前からインプレッサには走りのイメージが定着していたそうです。

いまでは一部のスポーツカーをのぞき、姿を消したマニュアル車。「操る喜び」を重視するユーザーにとってはインプレッサは貴重な存在といえるかもしれませんね。

実際の運転では視界のよさも実感しているとのこと。都市部での取り回ししやすいサイズと相まって、女性にも人気の高いインプレッサ SPORTならではのポイントといえそうです。 

091

購入の際には、お子さんが大きくなったらウインターレジャーを楽しむことも視野にいれAWDを選択した松本さん。他車との比較検討したが、やはり走りのよさからインプレッサをチョイスしたとのこと。スバル自慢の水平対向エンジンとシンメトリカルAWDの生み出す卓越したハンドリングと低重心ならではの走行安定性も、走ることが好きな松本さんにとっては納得の性能といえます。

乗り心地に関しても硬すぎず、柔らかすぎず、家族が快適に過ごせる乗り心地を確保しつつ、ほどよく引き締められた足回りは、山道でのドライブが愉しくなるそうです。

003-2

103

2013年度販売台数クラスNo.1(※)のヒミツは、走りへのこだわり派も納得の走行性能と、家族4人で出かけることのできる居住空間とラゲッジスペース、さらに女性でも扱いやすいサイズと運転のしやすさを兼ね備えるモデルであるからといえます。

今や貴重なマニュアル車の設定から最新のリニアトロニックCVT搭載車、さらには話題のアイサイト仕様車まで幅広く選択できるのもインプレッサ SPORTの人気のヒミツといえそうです。  

(井元 貴幸)

※1.6~2.0Lワゴンタイプ(ガソリン車)2013.4~2014.3 日本自動車販売協会連合会調べ