新型「スマート・フォーツー」画像ギャラリー -全長2.69mに詰め込んだ結果は?

2014年7月16日、ついに3代目スマートの姿が公開されました。発売は欧州で2014年11月ということですが、3気筒エンジンをリヤに搭載した2シーター・コミューターというユニークなポジションは3代目になっても不変のスマート・フォーツーです。

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●スマート・フォーツー 主要諸元
全長:2.69m
全幅:1.66m
全高:1.55m
ホイールベース:1873mm
最小化移転直径:6.95m

なんとボディ全長は2代目モデルの2.74mよりも短くなっているのです。ちなみに、ボディ幅は約10cm広く、全高は約1cm高くなっています。

ホイールベースは2代目スマート・フォーツーが1865mmですから若干伸びていますが、回転半径は3代目のほうがコンパクトになっているという点も見逃せません。

まさにシティコミューターとしての小回り性能を追求したということでしょう。2代目まではシングルクラッチのAMT(マニュアルトランスミッションベースのAT)となっていましたが、3代目ではDCTとなるというのも、市街地でのスムースな運転を期待させる進化といえそうです。なお、3ペダルのマニュアルトランスミッションもラインナップされています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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