ガソリンエンジン最良燃費35.4km/Lのミライース、その3つの進化とは?

ダイハツ・ミライースと、そのOEMモデルであるトヨタ・ピクシス エポック、スバル・プレオプラスが大幅改良を実施。いずれも2014年7月9日から進化したモデルが発売されています。

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今回のマイナーチェンジにおける最大の注目点はエンジンの改良です。その結果、2WD車は35.2km/L(マイナーチェンジ前は33.4km/L)、4WD車は32.2km/L(30.4km/L)というJC08モード燃費を実現、2WD車の数値はガソリンエンジン車(ハイブリッドを除く)ものとしては最良となっています。

デビュー当初の30.0km/Lというモード燃費は十分にインパクトがありましたし、現在の視点でも好燃費といえますが、ライバルや市場ニーズに合わせて進化した結果、15%以上もの燃費改善を果たしたというわけです。

前回のマイナーチェンジでは、「クールドi-EGR」によるノッキング抑制がパワートレイン系では主な進化ポイントでしたが、今回の大幅な燃費性能向上には、どのようなテクノロジーが投入されたのでしょうか。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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