2014年上半期の軽自動車生産ランキング! スズキが制す

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全国軽自動車協会連合会が発表した2014年6月の軽四輪車通称名別はタントがトップ、さらに1~6月までを集計した上半期のランキングでもタントは唯一の10万台オーバーを果たしてトップに立ちました。

●2014年上半期(1~6月)軽四輪車通称名販売ランキング
1位 ダイハツ タント 135,688 台
2位 日産 デイズ 98,789 台
3位 ホンダ N-BOX 96,478台
4位 スズキ ワゴンR 93,761台
5位 ホンダ N-WGN 87,442台
6位 ダイハツ ムーヴ 82,252 台
7位 ダイハツ ミラ 79,258 台
8位 スズキ スペーシア 66,697 台
9位 スズキ アルト 58,040台
10位 スズキ ハスラー 40,291台

こうして、各メーカー・ブランドを牽引するトップセラーモデルのランキングを見ていると、ダイハツと日産の勢いが感じられますが、いま実質的に軽自動車を生産している自動車メーカーは五十音順で、スズキ、ダイハツ、ホンダ、三菱(eK・デイズは日産との共同開発ですが、生産は三菱)の4社。それ以外のメーカー・ブランドはOEM的なカタチで販売しています。

つまり、軽自動車の生産主体ごとのランキングは車種別ランキングだけでは見えてこないといえるのです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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