ライトウェイトの代表ケータハム7はポルシェ・ケイマンSに勝てるか?【動画】

おおっ、これがパワーウエイトレシオの威力か!

スポーツカー同士とはいえ、あまりにもカテゴリーのちがうクルマの対決です。いっぽうはポルシェ・ケイマンS。3.4Lの6気筒エンジンを積むミッドシップカーです。そしてもういっぽうはケータハム7・ロードスポーツ140。2.0Lの4気筒エンジンを積むクラシカルなスポーツカーです。

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なぜこんな2台を対決させるのか? それはパワーウエイトレシオが加速にどう影響するのかを見たいからのようです。ケイマンSは325馬力もありますが車重も1320kgある。いっぽうケータハム7は140馬力しかありませんが、車重はなんと550kgと、ケイマンSの半分以下! パワーウエイトレシオでは、ケイマンSが246馬力/トンに対して、ケータハム7は255馬力/トンと、ケータハム7が勝っているのです。

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さぁ、この2台が0-1000mの加速で勝負。途中400m地点のタイムも出てきます。どちらが速いでしょうか?

 

やっぱりケータハム7のほうが速かった! ……最初の3秒くらいは。その先は圧倒的にケイマンが速いです。パワーウエイトレシオではケータハム7のほうが上なので、もっと速くてもよさそうな気はしますが、どうしてでしょう? ピーク時でのパワーウエイトレシオだけ比べても意味がないってこと? それともいろいろなロスや抵抗を加味すると、けっきょくはこんなもんってこと?

でも個人的にはライトウェイトのクルマが好きなので、このケータハム7には憧れるんですわ〜。絶対的なスピードは遅くても、軽くてビンビンくるクルマ。toto BIGとか当たったら、スーパーカーじゃなくてこういうのがほしいな。

<関連動画>

小林可夢偉がケータハムの魅力を語る【動画】
https://clicccar.com/2014/03/17/249590/

(まめ蔵)

この記事の著者

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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