ブリヂストンの軽自動車用低燃費タイヤが実現したもの

いまや新車販売の約4割を占める軽自動車。中でもタントやスペーシア、デイズルークス/eKスペースなどのハイトワゴン(スーパートールワゴン/トールワゴン)の人気ぶりは、軽自動車がファミリーユースのファーストカー、もちろんセカンドカーとしても定着している証でしょう。

ECOPIA_EX20_TIPE Hそうなると、近所の足としてだけでなく、高速道路などを使ってのワンデードライブなど、ある程度長距離も走るはずです。

高速道路や山道を走る機会が増えれば、街中よりも速度域が高くなり、コーナーが多くなれば、背の高いハイト系ワゴンだと重心が高いぶん「ふらつき」が起こりやすい傾向にあるとして、ブリヂストンがリリースしたのが「ECOPIA EX20C TYPE H」です。

ECOPIA_EX20_TIPE H_02「エコピア」シリーズですからもちろん、燃費を重視したタイヤですが、先述したようにふらつきを抑えるため、「パワーサイド構造」という専用設計を採用することで、街中での小まわりや据え切りによる偏摩耗に配慮しながら、街乗りから高速走行時までふらつきを抑制。

ECOPIA_EX20_TIPE H_04 ECOPIA_EX20_TIPE H_03さらに、ブリヂストン独自の新タイヤ開発技術「ULTIMAT(アルティメット) EYE(アイ)」を用いることで、相反する性能である低燃費性能とウェット性能(濡れた路面での滑りにくさ)を高次元で両立しています。

価格はオープンで、タイヤサイズは155/65R14 75Hと165/55R15 75Vの2種類。なお、同サイズの「ECOPIA EX20C」も併売されます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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