STIパーツを装備したBRZがアメリカで発売

トヨタ86の兄弟モデルであり、スバルのFRスポーツカーとして確実にキャラクターを確立している「BRZ」。そのアメリカ向けの2015年モデルのプライスリストと、特別仕様車『BRZ シリーズ・ブルー』の登場が発表されています。

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クリスタルホワイトパール500台、WRブルーパール500台、合計1000台限定という、この特別仕様車の特徴はSTIパーツを効果的に取り入れていることです。

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フロント、サイド、リヤアンダーにSTIのエアロパーツをアドオンすることで、Cd値を標準の0.28から0.27へと向上させています。さらにアピアランスと機能の両立という点では、STIの17インチアルミホイールも効果的ということです。またブラックホイールのスポークから、赤く塗装されたブレーキキャリパーが覗くのも、スポーツカーらしさを強調しています。

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インテリアでは、名前の通り、青いステッチをシフトブーツやステアリングホイールなど施すことでスペシャル感を演出。シートがブルーレザーとアルカンターラ、ブルーステッチの専用品となっているのも見逃せません。

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この特別仕様車「シリーズ・ブルー」は6速MTだけの設定で、本体価格は29,490ドル。

また、カーボン調インパネ、シャークフィンアンテナ、大型マフラーテール、ダンパーの設定などを変更したシャシーなどを進化した2015年モデルの本体価格は、プレミアム(6速MT)が25,695ドル、リミテッド(6速MT)は27,695ドル、リミテッド(6速AT)が28,795ドルとなっています。

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https://clicccar.com/2014/04/22/253495/

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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