日産フェアレディZロードスター生産中止へ

 日産のみならず、日本を代表するスポーツカー「フェアレディZ」の2シーターオープンモデルである「ロードスター」の日本国内モデルの生産が、2014年9月末の受注分をもって終了することが発表されました。

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現行型のフェアレディZ「ロードスター」がラインナップされたのは2009年10月、先代のZ33ロードスター同様にソフトトップの軽快なオープンモデルとして誕生しています。

国内向けの生産中止は残念ですが、2014年4月末までの国内累計販売が798台ということですから、むべなるかな。累計台数からも中古車の豊富な流通は期待しづらい状況ですから、ぜひ欲しいという方はラストオーダーへ向けて、アクションを起こすべきタイミングといえそうです。

なお、2014年5月時点での新車メーカー希望小売価格は4,514,400円~5,270,400円となっています。

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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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