BMW6シリーズ、安全・運転支援システムを充実

BMWのラグジュアリークーペ/カブリオレであるBMW 6シリーズは、従来から「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車線の逸脱をドライバーに警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」、万が一の事故 発生時に車両の通信機能を介してSOSコールセンターに接続し、救急や消防といった機関の早急な手配を可能にする「BMW SOSコール」などの安全性を高める機能が全モデル標準装備でした。

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今回新たに、BMW 6シリーズのラインアップのうち、BMW 650iクーペ/カブリオレ/グラン クーペに、「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備。

「ドライビング・アシスト・プラス」の採用により、前方の車両との車間距離を維持しながら加減速を行い、低速走行時には車両停止まで制御する「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」も新たに標準化されます。

BMW6SERIES_02また、従来から装備されていた「衝突回避・被害軽減ブレーキ」では、カメラに加えて、新たにミリ波レーダー・センサーを併用することで、前方の車両に対してより精度の高い制御を行うことが可能に。

P90066865さらに、BMW 650iクーペ/カブリオレ/グラン クーペ、および、M6クーペ/カブリオレ/グラン クーペには、ドライバーの死角になる左右後方を走行する車両や、追い越し車線を急接近してくる車両をドライバーに警告することで、安全な車線変更をサポートする「レーン・チェンジ・ウォーニング」も標準で用意されます。

iDriveコントローラーも最新世代になり、指による文字入力や、地図の拡大/縮小が可能な「タッチ・パッド」をBMW 6シリーズ全車種に採用し、より優れた操作性を実現しているのも朗報。

価格帯は3.0Lの直列6気筒DOHCツインパワーターボを積む640iクーペの972万円からM6カブリオレの1827万円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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