日産の欧州戦略は2016年までに「欧州でアジア車No.1」!

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ACEA（欧州自動車工業会）の発表によると3月の新車販売は約149万台（＋10.6%）で7カ月連続増加、1-3月累計でも約335万台（+8.1%）となっており、欧州市場の回復が顕著となっています。

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（出展 ACEA）

3月度の上位販売ベスト10は1位から順にVW（アウディ、ポルシェ他含）が34.6万台、PSA（プジョー、シトロエン）が15.3万台、ルノー（ダチア含）が13.2万台、フォードが12.5万台、GMが12.1万台、BMW（MINI含）が9.4万台、フィアットが8.4万台、ダイムラーが7.7万台、日産が6.6万台、トヨタ（レクサス含）が6.4万台。 

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中でも昨年比で回復率が著しいのがルノー（＋29.4%）と日産（＋15.2%）。 

カルロス・ゴーンCEOは「長らく縮小傾向だった欧州市場で著しい回復が見られる」としており、中国や米国でも販売が増加していることから、「今年は世界的に需要が拡大する」との見通しを示唆。 

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日産は全世界へのブランド・アピールに向けて欧州のサッカー チャンピオンズリーグとの4年間のグローバル・パートナーシップに調印したと発表。 

今回の契約にはUEFAスーパーカップの広告契約が含まれており、年間40億人の視聴者を見込めるチャンピオンズリーグをグローバル活動の柱にしたい考え。 

同社は「2016年までに欧州でアジアNo.1の自動車メーカーになる」という事業目標を掲げており、UEFA（欧州サッカー連盟）との契約を通してサッカーと日産車の両方で「ワクワク」をファンに届けて行きたいとしています。

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（Avanti Yasunori） 

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日産自動車 カルロス・ゴーン

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型｢セリカ 1600GTV｣は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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