日産のスマート・ルームミラーは実用度かなりアリ!

日産自動車の2014年度の主に国内計画についての発表がありました。

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最新のモデルからあの箱スカまで、日産のアイデンティティを象徴するモデルが華を添えます。

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計画では、今年度グローバルを含む9車種を新たに投入すること、その中にはNV200ベースの電気自動車や、三菱自動車との合弁会社NMKVによる軽自動車等が計画されているそうです。

また、昨年迎えた80周年を記念して、かつての名車のカラーリングをイメージした限定車を設定しました。昔からの自動車好きには「ああ、あの色ね!」とピンと来るはずです。

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さらに注目されたのは、先日発表されたスマート・ルームミラー。

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簡単に言うと、ルームミラーをモニターにして、リヤビューカメラの映像を鏡の変わりに映してみせるんですが、カメラに異常があったり、なんらかの事情で使いたくないときは普通のミラーにも切り替わるところ。

上がモニター状態、下が鏡状態です。

実際に見てみると、後席に乗員がいなくても最近では当たり前になった3名分のヘッドレストやピラーなどが邪魔することなく後方視界が得られることがわかります。しかも、実際の視野角も広く、ズーム等もついているので好みに合わせたり、怪しい後続車を確認したい時(!)にも便利かも知れません。

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このスマート・ルームミラーは、エクストレイル、エルグランドから順次採用されるとのことです。

(小林和久)

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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