「レクサスNX」はレクサス初の2.0Lターボ搭載

既報のとおり、レクサスNXが北京モーターショーで世界デビューを果たしました。レクサスRXの弟分といえるNXですが、スリーサイズは全長4630×全幅1845×全高1645mm。RXの全長4770×全幅1885×全高1690mmよりも確かにひと回り小さいものの、全幅1885mmは、日本の狭い住宅街などではワイドに感じると思います。

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それでもサイズも価格もレクサスRXよりは、フレンドリーですからヒットの予感は十分です。

見どころは満載で、パワートレーンはレクサス初の2.0Lターボエンジンと2.5Lのハイブリッドを設定。2.0Lターボエンジンの「8AR-FTS」は、水冷式エキゾーストマニホールド一体シリンダーヘッド+ツインスクロールターボチャージャーを世界で初めて採用しています。

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ターボ用直噴技術「D-4ST」や、可変角を拡大した連続可変バルブタイミング機構「VVT-iW」などの新技術を数多く搭載し、優れた走行性能と環境性能を両立。さらに、100万キロ以上のテスト走行を実施し、レクサスにふさわしい品質・パフォーマンスを確認しているとのこと。

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組み合わされるトランスミッションは、6ATでこちらも新規開発。走行状態に応じて必要なエンジントルクを算出する駆動力オンデマンド式の新制御ロジックを採用。

ターボエンジンのトルクを最大限に活用し、アクセル操作に対する優れたレスポンスを実現し、爽快な加速感と低燃費を両立しているのが自慢です。

もう一方のハイブリッドは、熱効率を追求した2.5Lアトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーターを内蔵したハイブリッドトランスミッションを組み合わせることにより、低燃費とCO2排出量の低減を実現しています。

■コンパクトクロスオーバーSUV「LEXUS NX」をワールドプレミア
https://clicccar.com/2014/04/12/251938/

■LEXUS「NX」画像ギャラリー ー 都市型SUVらしいクールなデザインが魅力
https://clicccar.com/2014/04/13/251947/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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