ダイハツ新型「ブーン」画像ギャラリー -軽自動車の技術でリッター27.6kmを実現

ダイハツのリッターカー「ブーン」がマイナーチェンジです。

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軽自動車の省燃費性能に貢献する「e:S(イース)テクノロジー」を一部採用した改良型エンジンを搭載することで、2WD車においてクラストップとなる27.6km/LのJC08モード燃費を達成しています。

パワートレインの進化ポイントは、クールドEGRの採用、CVTサーモコントローラーの採用、9km/hからアイドリングストップを行なう「エコアイドル」システムの採用などがあげられます。

そのほか、ボディでは空力性能を向上させるフロントバンパーやリヤ・エアロスパッツの採用が燃費性能に効果をあげたということです。あわせて外観では、ヘッドライトやテールランプの意匠変更をしています。

また、VSC(横滑り防止装置)やTRC(トラクションコントロール)、エマージェンシーストップシグナルを標準装備するなど安全装備も充実。静粛性向上など快適性も改善しているということです。

エンジンは全車1.0リッターの1KR-FEで、トランスミッションはCVT。CLとCLリミテッドの2グレード構成で、いずれも駆動方式は2WDと4WDをラインナップしています。

メーカー希望小売価格は、CL(2WD)の1,263,600円からCLリミテッド(4WD)の1,549,800円。2WDは27.6km/Lの燃費性能でエコカー減税免税レベル、グリーン税制75%軽減レベル。4WDは21.0km/Lの燃費性能で、エコカー減税は軽減(取得税60%・重量税50%)対象となっています。 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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