北京で公開のプジョー EXALTはフレンチと中華の融合【動画】

プジョーが北京モーターショー2014で世界初公開を予定している「EXALT」のイメージムービーを公開しています。

オープニングは、一頭のライオンがゆっくりと歩を進めるというもので、どこかの映画会社を思わせる印象もありますが、そこはライオンをエンブレムに掲げるプジョーですから、極めて自然な選択。そして、ショーカー「EXALT」は、そのライオンが金属をまとった姿をイメージした外観になっているといったストーリーを映像で示しています。

 叩き出しによって作られたというボディですが、リヤクォーターの赤い部分はシャークスキンで、これにより空力性能を向上させていることも、イメージムービーで紹介しています。

Peugeot_exalt10

ウッディなインテリアは、ドア内側に彫刻が施されたもので、『EXALT: all of PEUGEOT’s DNA and the association of French and Chinese culture』というコンセプトを具現化。まさにプジョーのDNAと、フレンチ&中華の文化が融合した一台になっていることが、このムービーから伝わってきます。 

Peugeot_exalt11

全長4.7m級の5ドアハッチで、全高1.31mとスタイリッシュなフォルムの「EXALT」の車両重量は1700kg。パワートレインは、1.6リッターガソリンターボエンジン(270馬力)と6速ATのコンビネーションでフロントを駆動、リヤを50kWのモーターで動かすプジョー独自の「プラグイン ハイブリッド4」の四輪駆動システムとなっています。その総出力は340馬力とアナウンスされています。 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる