消費税8%でも日産リーフをまた値下げで全グレード25万70000円安に!

グローバルで10万台以上を記録し、世界で一番売れている電気自動車(EV)といえば日産リーフですが、日本での台数は3万7000台。2016年度までにルノー日産連合で150万台を販売すると目標を掲げていましたが、2020年度に修正しています。

LEAF_01

3月28日から全グレードの価格を25万7000円も下げるという、大幅な値下げを敢行し、国の補助金を最大57万円利用すると、226万円(Sグレード。オプションで「運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムレス+SRSカーテンエアバッグシステムレス」を選択の場合。消費税8%)とプリウス「S」の238万6286円を下まわる価格帯に入ります。

LEAF_02

EVの課題である航続可能距離は、とりあえずは充電器で解決するようで、日産によると日本全国の急速充電器の台数は約2000基に達しており、自動車メーカー4社のインフラ推進の取組みにより今後もさらに拡大する見通しとのこと。

LEAF_03

さらに、日産も急速充電器の設置を積極的に推進していて、国内販売会社の急速充電器設置店舗数は820店舗(2014年3月時点)に達しています。

2014年には、「e-NV200」の投入も予定されており、EV普及の目標を加速させる構えです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる