新型ミニは「ぶつからない」機能も備えたハイテク・ホットハッチ

2014年4月、ついに4代目ミニの正規販売が始まります。 1.5リッター3気筒ターボのCooper(クーパー)で266万円から、2.0リッター4気筒ターボのCooper Sは318万円からというプライスタグは、プレミアム・コンパクトとして戦略的な価格ということです。

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その新型ミニは数々の先進技術を搭載しています。とくに、前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)、アクティブ・クルーズ・コントロール、ヘッドアップ・ディスプレイなど、安全性に関する装備は充実しています。

高速道路などで クルーズ・コントロールを使っている際に、前走車の速度に合わせる「アクティブ・クルーズ・コントロール」はツーリングの疲労を軽減するだけでなく、高速でのアクシデントを防ぐ機能ともいえます。

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また、ビデオカメラによる前方の認識は、 「前車接近警告機能」、「衝突被害軽減ブレーキ」としても活用されています。

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電動でダッシュボード上に出てくる「ヘッドアップ・ディスプレイ」は、ドライバーの視界移動を最小限に抑えるもので、これも疲労軽減と安全運転につながるものです。

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駐車アシスト機能も見逃せません。「リアビュー・カメラ」は車幅や予想進路を表示しますし、「パーキング・アシスト」は駐車可能なスペースを自動で検知、ステアリング操作を自動で行なうというものです(アクセル操作はドライバー)。

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走りの面でも、ハイテクを感じることができます。「MINIドライビング・モード」は、アクセル・レスポンスなどのマシンセッティングを選ぶことができる機能。標準(ミッド)モード、スポーツ・モード、グリーン・モードと3モードが用意され、熱い走りをしたいならばスポーツ・モードがおすすめです。

グリーン・モードは名前の通り、燃費を重視したセッティング。このモードを選ぶと、AT車に関してはコースティング(巡航時にトランスミッションとエンジンを切り離してガソリン消費を低減する走行モード)を行なうということです。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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