BMW i3は日本の駐車場事情に配慮

BMW i3は、パワートレーンやシャシー、バッテリーなどからなるアルミニウム製ドライブモジュールとCFRP製のライフ・モジュール(パッセンジャー・セル)からなる軽量ボディだけでなく、接着剤を多用するなど従来の手法を活用しながらも、革新的な生産方法で生み出されるのにも注目です。

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しかし、オーナーとしてはそうした背景で所有欲を満たしながらも、ピュアEVのBMW i3で499万円、BMW i3レンジ・エクステンダーで546万円(税抜き)という決して安くはない金額(補助金はi3が40万円、i3レンジ・エクステンダーが75万円)を考えると実用性に不満が出るようではダメでしょう。

欧州仕様は全長3999×全幅1775×全高1578(1597)mmで、このままだと日本では高さ制限のある機械式立体駐車場に頭がぶつかってしまい、入庫できません。

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BMWに限りませんが、最近の輸入車は日本に導入する際に、主に全幅や全高を変更(ほとんどは小さく)することで主に日本の駐車場事情にマッチするようにアジャストさせてくるモデルも珍しくありません(やらないブランドもありますが)。

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例えば、3シリーズであればドアハンドルを独自設計にして全幅を狭くしたり、プジョー2008ではルーフレール付でありながら全高を1550mmに抑えたりしています。

BMW i3もルーフアンテナやサスペンションを専用設計するなどして、全高1550mmを実現。これらにより、まだ日本では都市部で多いEVニーズを満たすことができるわけです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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