新型アウディ「A8」対向車への眩しさを自動調整するマトリクスLEDヘッドライト搭載

アウディのフラグシップである新型アウディA8に加えて、A8 L(ロングホイールベース版)、S8がデビューしました。アウディスペースフレームによりスチールボディ比で40%もの軽量化を果たし、ショートホイールベース版で231kg、ロングホイールベース版で241kgという軽量ボディ(フレーム)は、フルタイム4WD搭載車のライバルと比べても最も軽いのが自慢です。

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最大の注目ポイントが、25個のLEDハイビームからなるマトリクスLEDヘッドライトで、ル・マン24時間レース参戦車からフィードバックされた世界最先端のヘッドライト。

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詳細はまた報告しますが、ハイビームのままでもフロントウインドウのカメラが対向車や後続車などの光を検知すると(最大で8光源)、対向車などが眩しくないように自動的に一部を消灯するもので、対向車や先行車などを眩惑せずにハイビームのまま走行できるシステムです。

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パワートレーンは3.0LのV6のTFSI(スーパーチャージャー)、ツインターボの4.0LのV8 TFSI、NAの6.3L W12 FSI(12気筒)に加えて、2.0L TFSIに211Nmを発生するモーターを組み合わせたハイブリッドを用意。ハイブリッドのみがFFで、全車に8速ティプトロニックが組み合われます。

S8には、520ps/650Nmというアウトプットを誇る4.0LのV8 TFSIを搭載。このV8とW12には気筒休止システムも加わります。

インテリアは2種類のアウディデザイン セレクションを用意し、全車にBOSEサラウンドサウンドシステムを標準装備。

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そのほかにも、電子制御ダンピング付アダプティブ エスペンションやアウディドライブセレクトを全車に搭載し、自動ブレーキ機能のアウディブレーキガードや自動ステアリング修正機能付のアクティブレーンアシストなど、最新の安全装備を揃えています。

価格帯はA8ハイブリッドの970万円をボトムに、A8 3.0 TFSIクワトロが980万円、最上級のロングホイールベースのA8 L W12クワトロが2085万円になっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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