新型スカイラインの欧州版「インフィニティQ50」に2リッター4気筒ターボ

ジュネーブモーターショー2014にて、日産スカイラインの海外版といえるプレミアムセダン「インフィニティQ50」に新しいエンジンが加わることが発表されています。

Q502009

これまで、海外仕様のインフィニティQ50には、日本のスカイラインと同じ3.5リッターV6ハイブリッド(364馬力、350Nm)のほか、2.2リッター4気筒ディーゼル(170馬力、400Nm)、3.7リッターV6ガソリン(328馬力、365Nm)という3つのパワーソースが用意されていました。

新たに加わったのは、7速ATと組み合わされる2.0リッター4気筒ガソリン直噴ターボで、最高出力は214馬力/5500rpm、最大トルク320Nm/1250-3500rpmとなっています。

Q502010

4気筒ターボを積んだスカイラインといえば、6代目スカイライン(R30型)の「RSターボ」を思い出すというスカイライン・ファンもいるかもしれません。軽快なスポーティサルーンとして、国内のスカイラインへの投入も期待したい、2.0リッター4気筒ターボエンジンといえそうです。

R30_RS_03 

R30_RS_07

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる