0-100km/h加速を3.0秒!「McLaren 650S Spider」をワールドプレミア

ジュネーブモーターショーで初めてアンベールされたマクラーレンの「McLaren 650S Spider」は、クーペの「McLaren 650S Coupe」と同様に、オンロードやサーキットでの一体感を実現したモデルで、カーボンファイバー・モノセル・シャシーの採用により高いねじり剛性を確保し、クーペモデルに匹敵する軽量化を図っています。

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外観で目を惹く2ピース型のリトラクタブル・ハードトップは17秒以下で開閉し、30km/h以下であれば走行中でも開閉できます。

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ルーフを下げた状態では、リヤウインドウはウィンドウ・デフレクターとして機能し、車内への風の巻き込みを抑制。

またルーフを上げた状態では、リヤウインドウを下げることで最も美しいエキゾーストノートを聞くことができるため、雨の日でもセミ・オープントップでのドライビングを楽しめるのも魅力です。

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なお、リトラクタブル・ハードトップは、ルーフオープン時は車体後部にあるボディと同色のトノカバー(ツイン・バットレスと一体型)の下に収納され、クローズ時はこのスペースをラゲッジとして活用することが可能です。

エンジンは「McLaren 650S Coupe」と同じで、V8ツインターボを搭載し、最高出力は650ps、最大トルクは678Nmと圧倒的なスペックを誇ります。

0-100km/hの加速は「McLaren 650S Coupe」と同値の3.0秒、0-200km/h加速は8.6秒で、クーペ仕様と比較してもその差はわずか0.2秒に留まっており、最高時速は329km/hを記録。

燃費もクーペと同じで、欧州の複合サイクルで24.2mpg(11.7L/100km)、CO2排出量は275g/kmとなっています。

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オープンモデルでもクーペと遜色のないパフォーマンスを実現しているのは、先述したカーボンファイバー・モノセル・シャシーの恩恵で、特別な補強をすることなくクーペと同様のハンドリングと乗り心地を得ているとのこと。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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