トラックがハイテクお化け屋敷に入ったら?【動画】

これ、求められるのはトラック運転のスキルじゃないような気が……。

スウェーデンのトラックメーカー、スカニアが企画したドッキリです。優秀なトラックドライバーに、入り組んだ倉庫の中で荷物を積んでもらったところで、お化け屋敷的な恐ろしい仕掛けを作動させ、その状況下でのドライビングを見てみようというもの。もちろん、ターゲットとなる運転手ダニエルさんには、仕掛けのことは知らされていません。

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その仕掛けがすごい。裏のスタッフは50人。プロの俳優もひとり使います。荷物には大容量のスピーカーが隠して搭載されています。そして20個の隠しカメラでその様子を撮影します。荷物を積み込んだところで、依頼人に扮した俳優が、「オフィスに薬を置き忘れた。ついでにコーヒーでも1杯どうかね?」などといって、いったんふたりがトラックを離れたすきに、トラックにはさまざまな仕掛けがほどこされます。リアルな音を出すためのスピーカーシステムや、荷室で恐ろしいものが動き出したように思わせるためにバックミラーの後方にはバーチャルな映像が映るようなスクリーンも装着します。

 Scania_Prank_02

スカニアは毎年(?)トラック運転手の技量を競う競技会を開催しているようですが、そのPRの一貫で作られた動画のようです。ダニエルさんは、予想外の恐怖に襲われながら、トラックを正確に操って、入り組んだ倉庫から脱出できるでしょうか?

個人的には、もうちょっと脱出の様子に時間をかけてほしかったですが、でも面白い試みですね。ダニエルさんはどんな心境で運転していたんでしょうか?

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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