日産の電気自動車「リーフ」が累計販売10万台を達成

日産は、電気自動車「日産リーフ」のグローバル累計販売台数が10万台に達したことを発表しました。記念すべき10万台目のオーナーになったのは、イギリスの歯科医、ブレット・ガーナーさん、ということです。

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「私は、ランニングコストで『リーフ』を選びました」とガーナーさん。また3人の子供の父親でもあるガーナーさんは「リーフは、毎日の通勤に最適の車です。充電も問題ありません。家族にとっても、理想的です。静かで、長距離の移動でも振動がないので疲れません。何よりも、運転が楽しいのです!」とリーフに満足しているとコメントしています。

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さて、2010年12月に発売された「リーフ」は、世界初の量産型100%電気自動車ですが、電気自動車としてのグローバルシェアは45%と非常に高いものとなっています。

また、現在35か国で販売されている「リーフ」、2013年10月にはノルウェーにおいてガソリン車も含めた全てのクルマの中で、最も売れたモデルとなるなどグローバルに評価を高めています。

日本国内ではエアロスタイルという電気自動車のカスタマイズ仕様という提案を行なうなど電気自動車に対してチャレンジングな姿勢を崩さない日産自動車。グローバル市場向けにe-NV200という電気自動車のタクシー、商用車のセールスが始まる予定。日産の電気自動車は、ますますの拡大を目指しています。

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(山本晋也)

 

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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