北米仕様の新型フィットを初公開し、今年後半には小型SUVも生産へ【デトロイトモーターショー2014】

日本では昨年10月に2年半ぶりに新車販売ランキングトップに返り咲き、12月までプリウスに大差をつけて首位を独走している新型フィット。アクアも一部改良を受けて「燃費世界一」で巻き返しを図っていますが、日本のコンパクトカーの顔といえる存在は現行フィットでしょう。

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26日まで開催されているデトロイトモーターショーにおいて、北米仕様のフィットが公開されました。写真で見る限り内・外装は仕向地に仕様を変更している程度のようで、大きく変わっていないようです。

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パワーと低燃費を誇る1.5Lの直噴エンジンと軽量コンパクトなCVTの組み合わせで、センタータンクレイアウトを進化させることで、ライバルのアクアと乗り比べると分かりますが、広大な後席とラゲッジスペースを手にしています。

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生産工場はメキシコの新四輪工場で、年間生産能力は20万台。新型フィットのほかに、2014年にはグローバルコンパクトシリーズの小型SUVも生産する予定とのこと。

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北米の自動車市場は、景気回復を受けて2013年は6年ぶりに1500万台の大台を超える模様で、今年も新車が続々と投入されるはずです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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