ホンダ「N-WGN」が発売1か月で2.4万台を受注

ホンダが、2013年11月22日に発売した新しいワゴンタイプの軽乗用車「N-WGN(エヌワゴン)」、「N-WGN Custom(エヌワゴン・カスタム」の、発売後約1か月での初期受注の内容が発表されています。

受注台数は、2013年12月24日現在で月間販売計画1.2万台の約2倍となる、2.4万台を超えているということです。

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月販1.2万台という高い目標を掲げたエヌワゴンですが、この好スタートダッシュは、市場はその意気込みに期待を高め、評価しているといえるでしょうか。

エヌワゴンは、ホンダの新世代軽自動車であるNシリーズに共通のラインナップとして、スタンダードとカスタムという2つのラインを持っていますが、初期受注での構成比は、エヌワゴン46%、エヌワゴン・カスタム54%というもの。カスタムのほうが若干多くなっていますが、ほぼ半々といえるバランスのとれた比率になっています。

●N-WGN
G  FF  1,131,000円/4WD  1,251,000円
G・Aパッケージ FF  1,250,000円 /4WD  1,370,000円
Gターボパッケージ  FF  1,350,000円/4WD 1,470,000円

●N-WGN Custom
G   FF  1,335,000円/4WD  1,455,000円
G・Aパッケージ  FF  1,450,000円/4WD  1,570,000円
G ターボパッケージ FF  1,510,000円/4WD  1,630,000

メーカー希望小売価格は上記のようになっていますが、人気グレードはいずれも低速での衝突被害軽減ブレーキなどからなる『あんしんパッケージ』を備えた「G・Aパッケージ」となっています。

また、カスタムでは人気のターボエンジン車が、スタンダード版では人気が薄い状況というのが市場のニーズを示しているといえそうです。

●グレード別人気ランキング
N-WGN G・Aパッケージ 25%
N-WGN Custom G・Aパッケージ 24%
N-WGN Custom G・ターボパッケージ 21%
N-WGN G 14%
N-WGN Custom G 10%
N-WGN G・ターボパッケージ 6%

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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