アウディR8が滝に打たれているのはなぜ?【動画】

アウディR8に水が流れ落ち、無数の筋を描いている。アウディフォーラム東京に現れた16mの「人工の滝」は、チームラボの作品です。

Audi Forum Tokyo

アウディR8を岩に見立て、シミュレーションされた水の流れをその「岩」に落下させた際の動きを物理計算し、プロジェクションマッピングによって表現した作品です。

説明しても難しいのでこちらをご覧下さい。

何か和風を感じさせます。

この作品はチームラボによるもの。水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算して、滝を物理的に正確な水の運動 シミュレーションとして構築しています。

それを、FHD(フルハイビジョン)の 7 倍の 7K の解像度によって、超微細まで描いた映像作品としたそうです。

先日、東京スカイツリーに行った際に見た、東京の風景をモニターで動く部分も使った巨大な絵を見て感動したんですが、じつはそれも彼らチームラボの作品だったようです。

まさに百聞は一見に如かず。ぜひ、アウディフォーラム東京に足を運び、その目で繊細な迫力を確認してみて下さい。入場は無料です。

【概略】
展覧会名:teamLab exhibit at Audi Forum Tokyo
開催期間:2013 年 12 月 19 日(木)~2014 年 1 月 5 日(日)
※12 月 29 日~12 月 2 日は年末の為閉館 (3 日より再開)
開館時間:10:00~19:00
休館日:なし
場所:Audi Forum Tokyo
住所:東京都渋谷区神宮前6−12−18
入場料: 無料

(小林和久)

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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