こんなクリスマスプレゼントがメチャ欲しい!? 手作りのW18エンジン【動画】

以前、ネジ以外はすべて手作りでV12エンジンの模型を作ってしまったひとの動画を紹介しました。スペインのパテーロさんという職人なんですが、そのひとがこんどはW18エンジンの模型を作ったようです。じっさいに単独で吸気、圧縮、燃焼、排気によって動くわけではありませんが、圧縮空気を送り込むことで作動するようになっています。

 Patelo_W18_01

以前のV12のときはOHVだったので、今回はどうするのかと思いましたが、OHCになっていますね。カムの駆動はタイミングチェーンやタイミングベルトではなく、カムギアトレイン方式です。ロッカーアームの作動とかも見えるようになっていてたいへん興味深いです。

 Patelo_W18_02

ボア×ストローク:14×10.25mmのエンジンで、部品点数469個。使ったネジの数は388個。かかった時間は1850時間だそうです。とにかく作りが美しいですね。V12エンジンを作ったときは、たしか孫へのプレゼントだったと思いますが、こんどのW18エンジンはどうするのでしょうか? クリスマスプレゼントだったら素敵ですね。

(まめ蔵)

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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