2013年11月、セールスランキングは新型フィットが連続トップ、インプレッサが9位躍進

自販連(日本自動車販売協会連合会)調べによる、2013年11月の国内乗用登録車(軽自動車=届出車は含まず)の販売ランキングが発表されました。 

先月に引き続き、ホンダ・フィットがトップを守りました。プラグインを除くハイブリッドカーでもっとも優れていた36.7km/Lという燃費性能をアピールすることで、高い支持を維持しているようです。しかし、12月2日から発売されているマイナーチェンジ後のトヨタ・アクアは37.0km/Lというモード燃費でトップ奪還。年末から年明けにかけてランキングに動きがありそうです。

fit_hybrid

 ●2013年11月新車乗用車販売台数ランキング(自販連調べ)
1位 ホンダ フィット 26,235台
2位 トヨタ プリウス 20,706台
3位 トヨタ アクア 17,238台
4位 トヨタ カローラ 13,395台
5位 日産 ノート 10,644台
6位 日産 セレナ 7,913台
7位 トヨタ ヴィッツ 6,529台
8位 トヨタ クラウン 5,433台
9位 スバル インプレッサ 4,837台
10位 ホンダ フリード 4,788台

■関連記事
2013年10月、登録車セールスランキング。フィットがトップで、軽とあわせホンダはダブルタイトル
https://clicccar.com/2013/11/12/235507/

トヨタのリベンジ! アクアがマイナーチェンジで37.0km/Lの世界最良燃費に進化
https://clicccar.com/2013/11/29/238673/

マイナーチェンジ直前ということもあってか、アクアが台数を減らしています。そのぶんが、そのままフィットに加算されたといえる数字になっています。 4位も、前月に続いてカローラとなっていますが、小型車サイズのハイブリッド・セダンとして貴重な存在がマーケットから評価されているのでしょうか。 

crla1308_01

また、12月にマイナーチェンジを控えたホンダ・ステップワゴンは10月の9位から11月は21位へと減らしています。そのポジションに飛び込んできたのがスバル・インプレッサ。2013年の月販ランキングでは10位ギリギリでランクインすることが多いインプレッサですから、9位は大躍進といえそうです。  

XVH1301

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる