ホンダ・シビック2014年モデルがイラスト公開! WTCC連覇を狙う!!

WTCC(世界ツーリングカー選手権)の2013年シーズンが11月のマカオラウンドにて終了しました。

今シーズンからワークスとしてフル参戦をはじめたホンダ・シビックWTCCは、全12大会・24戦中4勝を挙げ、ドライバーズランキングでは、ワークスチームのガブリエーレ・タルクィーニ選手が242ポイントで2位、プライベートチームのノルベルト・ミケリス選手が185ポイントで6位。もうひとりのワークスドライバーである、ティアゴ・モンテイロ選手は164ポイントで8位という結果になっています。

また、ラーダと競いあったマニュファクチャラーズでは、ホンダがタイトルを獲得しています。

2014_wtcc_civic

シーズンが終了したということは、来シーズンへ向けての準備が始まったということでもあります。その2014年のWTCCは、レギュレーションの変更により、ボディ・空力パーツの自由度が高まり、タイヤ幅も広がります。

その新レギュレーションにあわせて開発中というシビックWTCCのイメージイラストが公開されました。

市販シビックの面影は残しながらも、大幅にワイドになったボディは5ドアハッチバックと思えないほどのアグレッシブなフォルムとなっています。

Civic201402

むしろ、2015年の発売が予告され、プロトタイプの試乗も実施された次期シビック タイプRとの関連性を想像させるスタイリングになっているといえるのではないでしょうか。

Civic Type R 03

なお、2014年のWTCCに参戦するシビックは4台を予定しています。ワークスチームのマシンは従来通り、ガブリエーレ・タルクィーニ選手とティアゴ・モンテイロ選手がドライブ。プライベート系では、2013年に引き続き、ハンガリーの「ゼングー・モータースポーツ」のノルベルト・ミケリス選手がシビックで参戦。新たに「プロチーム レーシング」のメディ・ベナーニ選手もホンダ陣営に加わることが発表されました。

コンストラクターズタイトルの連覇、そしてドライバーとのダブルチャンピオンに向けて、ホンダ・シビックは始動しています。

ukhondaWTCC Civics

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 (山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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