Bluetooth対応、200mmワイドモデルも用意するケンウッド「彩速ナビゲーション」の新モデル

地図スクロールに代表される圧倒的なレスポンス、高精細WVGA液晶パネル、高輝度ホワイトLEDバックライト搭載などによる美しい色彩表現が自慢のケンウッド「彩速ナビゲーション」。

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最新モデルでは、フラットデザインの200mmワイドモデルを用意し、トヨタやダイハツなどの200mm幅のワイドコンソールにジャストフィットするのが特徴。

「彩速ナビゲーション」で毎回驚かされるのは、速いのに操作しやすい地図スクロールですが、高速スクロール時に自車位置を見失うことなく小画面で広域地図を表示する「フライビューマップ」、検索結果を地図上に表示する「ピンドロップ周辺検索」などを採用し、使いやすさを向上させています。

また、心臓部にはフリックやドラッグなどのスマホ感覚のタッチ操作にも素早く反応するデュアルコアCPUの「ジェットレスポンスエンジン3」を搭載。

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操作性では、AVソースと地図などを表示する「HOME」画面を採用することで、この画面ひとつで現在地や再生中の楽曲タイトルなどの表示が可能。日時などを表示するウィジェット機能を用意することで、ナビ、AVの欲しい情報をひとつの画面に凝縮しています。

自車位置表示では、「高速3Dジャイロ2センサー」を搭載し、インクリメントP社の「全国主要道高低差データ」をベースに、全国を網羅した約140万か所の傾斜データと3Dジャイロセンサーを組み合わせることで、高精度を実現。さらに、準天頂衛星「みちびき」に対応することで、高層ビル街などでも現在地が測位しやすくなっています。

スマホ対応では、文字入力操作を音声発話で簡単に行える独自アプリ「VOIPUT」に対応し、手動操作や画面目視に頼らない音声入力で安全な運転を支援。また、Bluetooth接続でハンズフリー通話やメール、音声再生、天気予報の確認などがAndroid搭載スマートフォンで可能になっています。

ほかにも、2014年1月31日まで期間限定で利用できるスマホ用アプリ「KENWOOD Drive Info.期間限定無料版」でインターネット上の多彩なコンテンツを利用でき、ナビの機能拡張が可能。「NaviCon」、「KENWOOD Music Control」などにも対応します。

さらに新機能として、「KENWOOD Music Editor-VX4」を手持ちのパソコンにインストールすることで、楽曲ファイルにRovi音楽データを付加して管理することができ、楽曲のさびの部分を再生したり、曲調を指定して好みの音楽を聴いたりすることもできます。

180mm幅の「MDV-X701」、200mmワイドコンソール用の「MDV-X701W」ともに、DVD、USB、SD、Bluetooth対応で地デジチューナー付き。価格はオープンですが、店頭予想価格はともに10万円前後です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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