三菱電機 1/1000秒でタイヤをコントロールするEVを提案【東京モーターショー2013】

カーナビや地デジチューナーだけでなく、アイドリングストップ関連やミリ波レーダーなどの安全技術を開発している三菱電機。その集大成となるコンセプトEV「EMIRAI2」の「xEV」、「xDAS」の2台を出展しています。

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「xEV」はパワートレーン系コンセプトカー。前輪にひとつ、後輪に左右を別々に駆動できる2モーターを配置し、前後で3モーターを搭載することで最大125kWを発生する4WDです。

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雪道など滑りやすい路面でも1/1000秒もの制御で、安定した走行を実現する「高精度トラクションコントロール」、スムーズな加速感に寄与する「スムーズGコントロール」、滑らかな段差通過を実現する「低速段差通過コントロール」を搭載し、未来のEV制御技術を提案。

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「xDAS」は運転支援系のコンセプトカーで、映像表示制御技術や画像・センサー情報処理技術、HMI(ヒューマンマシンインターフェイス)技術を搭載。

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ドライバーが必要とする技術を、視線移動を減らして分かりやすく表示する「インテリジェントインフォメーションパネル」やドライバーの視線に応じて必要な情報を提示する「統合型イメージセンシング」、「あれ何?サーチ」を採用しています。

そのほかにも、「DIATONE」のオーディオナビシステムの視聴が可能なデモカーも用意されています。

近未来のEV技術や最新車載パネルなどを体感しに足を運んでみてはいかがでしょうか?

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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